YoutubeでxOctoManxさんが、ヒーリングスペルのパーティクルの作り方を解説している動画をアップロードしています。前から気になっていたので試してみました。これを見るまで、パーティクルで螺旋を作る方法が分かりませんでしたが、アニメーションを使って、親のオブジェクトを回転させているだけでした。
目次
パーティクルはシンプル
ParticleSystemコンポーネントはシンプルで、ポイントは、Simulation SpaceをWorldにしているところだけです。これをLocalからWorldにすると、このオブジェクトが移動したり、回転すると、その移動によってパーティクルが揺れることになります。
螺旋はアニメーションで行う
さきほどの設定で、ParticleSystemのSimulation SpaceをWorldにしました。親となる魔法陣オブジェクトのTransform.rotationを使って回転させると、パーティクルが揺れるようになります。そのためボタンクリックなど魔法発動時に魔法陣を回転させると、螺旋状態になります。

基本の仕組みはこれだけで、あとはアニメーションで最初は魔法陣とパーティクルが表示されていない状態にして、0.05秒後にアルファチャンネルを100%にするなどのアニメーションを調節していきます。また、今回のパーティクルは、螺旋が2本と、星のパーティクルで、合計3つのパーティクルになります。
SpriteRendererを使わないで魔法陣を表示する方法
2Dの場合などはSpriteRendererを使ってイメージを表示しますが、MaterialをParticles/Alpha Blendedなどにして、テクスチャーを指定します。この場合はMaterialをPlaneに割り当てると、透明部分はそのまま透明になり、色が付いた部分は表示されるようになります。
このプロジェクトの配布
Unity5.4
まとめ
このチュートリアルをやるまでは、パーティクルで螺旋をどうやって実現するのか不思議でしたが実際はアニメーションを使っているだけでした。また一見複雑なパーティクル表現は、複数のParticleSystemを使っていることもわかりました。