今回は、GIを適用する前のポイントライトを1つ、キューブをいくつか並べた単純なプロジェクトを作成します。

FPSコントローラーでFPS視点で動かせるようにします。
プロジェクトの新規作成

スタンダード・アセットのCharactersをインポート


PlaneをScale(100,1,100)で作成。

FPSControllerがカメラを持つので、Main Cameraを無効化

Standard Assets/Characters/FirstPersonCharacter/Prefabs/FpsControllerをシーンにドロップ。適当に初期Y座標を設定。

壁の作成
Create Emptyで、’Walls’を作って、その中に6面をCubeで作成します。隙間が空いていなければよいので大きさ、位置は適当でよいです。




プリミティブの作成
特に細かいルールはありません。

Materialを作成して割り当て
https://docs.unity3d.com/jp/current/Manual/StandardShaderMaterialCharts.html
Unityは、物理ベースシェーディング(Physical Based Shading,PBS)です。物理ベースレンダリングと呼ぶ場合が多いようです。これは色を付けるときに、金属か非金属(布、プラスチックなど)を考慮します。
そのため、Materialは非金属の場合、sRGBの範囲は50-243です。0-255ではありません。金属の場合は、186-255になります。上記チャートのsRGB RANGEという部分に記述されています。

スフィアにSilverを割り当て、キューブにRed,Blue,Greenを割り当て、他はWhiteマテリアルを割り当てました。
Silverの作成方法
公式マニュアルのチャートにSILVERが用意されているので、Albedoスポイトでシルバーを指定しましょう。


Red,Green,Blue,Whiteは、Materialは非金属で、sRGBの範囲は50-243で作成します。Redの場合、RGBAは(243,50,50,255)になります。
非金属のsRGBの範囲は50-243
ポイントライトの作成と調整

またDirectional Lightの位置は以下にしました。この値に特に理由はありません。

最後にグループ化したWallsをY,Z軸を5にしました。これも特に理由はありません。

最終的にできたもの

このプロジェクトの配布
Unity5.4
https://hajimete-program.com/games/SandboxLighting01.zip