回路シミュレーターLogisimでCPUを作成する教材

回路シミュレーターLogisimは、物理的なハードウェアではないので、トライアンドエラーがすぐにできて大変便利です。私でも、ここ数日でAND回路などからはじめてALUなども作れるようになりました。

せっかくなので、簡単なCPUの作り方を調べてみて、50ページぐらいの良い資料を見つけたので紹介です。

Implementing a One Address CPU in Logisim

Gettysburg CollegeのCharles W.Kannさんがhttp://cupola.gettysburg.edu/oer/ でLogisimでのCPUの作り方「Implementing a One Address CPU in Logisim」を公開しています。

他にもIntroduction to MIPS Assembly Language ProgrammingやDigital Circuit Projectsなどの教材もあるようです。

この教材で実際に動作するLogisimのプロジェクトファイルの場所

本人のサイトhttp://chuckkann.com/ から、Logisimで完成したCPUのプロジェクトファイルをダウンロードすることが可能です。

http://chuckkann.com/joomlaMain/index.php/2016-05-09-22-19-35/one-address-cpu の下のほうに、Resources部分に、”OneAddressCPU.zip”リンクがあるのでここからダウンロードできます。

この教材の良いところは、実際に動作するプロジェクトファイルがある事です。Youtube動画などの場合は、真似すればLogisimの使い方が分かりますが、プロジェクトファイルが配布されていない場合も多く、何かトラブルが発生した場合に、先に進めなくなる場合は多々あります。

プロジェクトファイルがあると、自分で実装したものとの違いを比較してデバッグできるのでありがたいです。

 

 

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