Unity5のStandardAssetで、車を動かしてみよう

UnityはStandardAssetを使えば、C#スクリプトを使わずに車を走らせることができます。アセットの使い方の勉強にもなるので早速やっていましょう。

新規プロジェクト作成

適当に「HelloStandardAsset02」というプロジェクトを作ります。

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プロジェクトにアセットのImport(インポート・取り込み)

メニューから[Assets]->[Import Package]->[Vehicles]をクリックします。Vehiclesは、ビークルスで乗り物です。

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Import Unity Packageダイアログが表示されるので、Importをクリック。

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Prototypingの取り込み

坂や階段やフィールドや壁もPrototypingという名前で、スタンダードアセットにあるので、これを使ってみましょう。

メニューから[Assets]->[Import Package]->[Prototyping]をクリックします。

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以下ダイアログが表示されたときに、CrossPlatformInputのチェックが外れていますが問題ありません。Vehiclesをインポートした時にCrossPlatformInputはプロジェクトに取り込まれたので、今回はUnityが重複の確認をして自動でチェックを外してくれました。Importをクリックです。

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Prototyping(プロトタイピング)を使って適当にフィールドや箱を配置する

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Assets/Standard Assets/Prototyping/Prefabsから適当にHierarchyタブにドラッグアンドドロップします。Inspectorタブに形状が表示されるので、とりあえずなんでもよいので配置しましょう。

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位置の調整

Scene(しーん)タブで位置調整をします。

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微調整は、InspectorタブのTransformコンポーネントのPosition(ぽじしょん・位置)で設定できます。

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車の配置

車は、CarプレハブファイルをHierarchyタブにドラッグアンドドロップして、Main CameraをCarへドラップアンドドロップします。

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位置調整

Unityはいろいろ配置などをしていると、全く意図しない位置に配置される場合があります。CarのPosition(ぽじしょん・位置)が、x=0,y=0,z=0であることを確認しましょう。

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また、Carの子のMain Cameraも調整しておきましょう。以下はとりあえず適当に車の後ろから車が映るようにしました。運転席付近にカメラを配置したりすると臨場感が出ます。

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これで作業は完了です!!驚くべきことにC#スクリプトを書かずに作業がしてしまいました。

テストプレイ

やったー!動いたーー!!

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まとめ

StandardAssetを使うことで、プロトタイプで、障害物やフィールドを配置し、車を走らせることができました。

補足:重要なこと

まだC#スクリプトを使ってないのですが、私たちはいま、実際に正常に車が動作しているプロジェクトとソースコードを手にしました。Standard Assets/Vehicles/Car/ScriptsにC#スクリプトもあります。

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自分で車のゲームを作る場合に、このソースコードがどうなっているかを調べていけばよいのです。プログラムがわかってくると、ソースコード上で一時停止して値を確認したり、ソースコードを書き換えることができるようになります。また、簡単なプロジェクトなので、失敗したらもう一度、数分でプロジェクトを作り直せます。複雑なプロジェクトもよいですが、このような小さなプロジェクトで素早くトライ・アンド・エラーを繰り返すことも重要です。

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