Unity5.3でネオンのように発光させる(ブルームBloom)方法

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Unity5.3で上記のgif画像のように発光させるには、ゲームオブジェクトを発光させるのだけではなく、カメラにブルーム機能を設定します。

Effectsパッケージをプロジェクトにインストール

Unity5.3では、[Assets]->[Import Package]->[Effects]を選択するとインストールするものを選択するダイアログが出てくるので全部選択してプロジェクトにインストールします。これで、AssetsStandard Assetsフォルダーが作成されて必要なものがそこに設定されます。特にこれを修正することはありません。

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カメラへの割り当て

上記パッケージの追加が完了すると、メニューのComponentに”Image Effects”が表示されるようになりそこからBloom(ぶるーむ)を指定することができます。HierarchyViewからメインカメラを選択し、メニュー->[Component]->[Image Effects]->[Bloom and Grow]->[Bloom]を選択します。

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ブルームはIntensityかThresholdを修正するだけである程度の効果を得られます。

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まとめ

Unity5.3でブルームを使う方法を説明しました。昔はProfessional版でしか使えなかったようですので良い時代になりました。ブルームはネオンゲームのような場合や、夢をさまよう、白色にぼかしていくなどの効果に使えます。またプログラミング初心者向けのブロック崩しなどにブルームを使うと劇的な効果があります。

 

Unity5でつやつやでメタリックな光沢のある金の玉を作る方法

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メタリックな球をつくろう!

Unity5をはじめて使ったときに、パラメータが英語でよく分からず光沢のある球を作る方法がわかりませんでした。実はすごく簡単なのでやってみましょう。

球の作成とマテリアルの設定

1.Hierarchyビューで、右クリックして、[3D Object]->[Sphere]で球を作成

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2.Projectビューで、右クリックして、[Create]->[Materials]でマテリアルを作成。名前はなんでもいいです。私は、とりあえずGoldBallMatにしました。

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3.スフィアに、2で作ったマテリアルを追加します。

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補足:albedo(アルベド、基本色)をスポイトで設定する方法

ゴールドボールや、シルバーボールを正確に作るのは色の指定が面倒ですが、簡単な方法があります。先ほど作成したマテリアルを選択して、インスペクタータブで表示します。albedo(アルベド、基本色)は、スポイトで色を設定できます。使い方は、一回スポイトをクリックして、デスクトップ上で好きな色の箇所をクリックして決定になります。

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カラーチャートで、Albedoを設定

公式サイトで、シルバーやプラチナやゴールドの色一覧があるので、これを使います。公式サイトに配布されている マテリアルチャート をブラウザーで開いて、先ほどのスポイトでGoldを選択してください。

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あとは、MetalicとSmoothnessを設定するだけです。Metalicは金属か非金属を表すパラメータで、Smoothnessは光沢感です。Smoothnessは1.0にすると鏡のようになります。以下はgif画像で256色表示なので、綺麗なゴールドボールではないですが、MetallicとSmoothnessの設定方法は伝わると思います。

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まとめ

きれいなゴールドボールを作ることができました。私の最初の画像のように、光沢のあるボールやシルバーやプラチナも試してみるとよいです。またキューブなどでもやってみましょう。