AndroidStudio3 Beta2で、val|varや戻り値に自動で型推論を表示する方法

AndroidStudio3 Beta 2では、初期設定でエディター上にタイプヒントが表示されません。 [Settings]->[Editor]->[General]->[Appearance]->[Configure…]と選択し、Configure Parameter Name Hintsダイアログを表示します。

[Language]でKotlinをリストから選択し、以下画面のように、Optionsにある4つの項目にチェックをすると、型推論の結果をエディターに表示してくれます。

 

有効になると、以下のようにvalを使ったときや戻り値などで、型を書かなくても表示してくれるので大変便利です。

自動で型ヒントが表示されるので分かりやすい!

Kotlin初心者におすすめの資料

Kotlinの入門資料はいろいろありますが、日本語で分かりやすいものをまとめてみました。

Kotlin入門までの助走読本

Kotlin入門までの助走読本は、少ないページで要点がまとまっているので、Kotlinがどんなものか把握するのにお勧めです。Javaに対してどのような部分が便利になっているかや、https://try.kotlinlang.org/ などのツールの紹介など幅広く理解できます。何か入門サイトで始める前にちょっと見てみるとよいです。

30分で覚えるKotlin文法

http://qiita.com/k5n/items/cc0377b75d8537ef8a85

ある程度プログラミングを経験すると、入門で細かく書かれている文法書よりも既存の知識を生かして、基本的なものは簡素な説明で、固有言語に特化した部分は深く調べるためにキーワードが分かればよい場合もあります。

この「30分で覚えるKotlin文法」は実際に30分で把握するのは難しいですが、小さな文法サンプルが書かれているので、Kotlin文法のチートシートとしてブラウザで開きながら使うとよいです。

Kotlin のコレクション使い方メモ

http://qiita.com/opengl-8080/items/36351dca891b6d9c9687

Kotlinのコレクションは、Iteratableインタフェースを持っているので、map,filter,forEachなどが使えます。これもチートシートとして便利です。

KotlinとJavaFXで遺伝的アルゴリズムで、特定文字列(“to be or not to be”)に進化させる

以前Nature of Codeで作った遺伝的ルゴリズムのプログラムを移植しました。KotlinとJavaFXで遺伝的アルゴリズムで、特定文字列(“to be or not to be”)に進化させるプログラムです。Kotlinのコレクションクラスは、List.mapやList.forEachのようにIteratableインタフェースの便利APIが用意されているので、for文を使わず簡素に書けました。